2010年11月5日金曜日
OpenOfficeは今後LibreOfficeとしてやっていくのだろうか
なにかとお世話になっているOpenOfficeがOracleとイマイチな関係になっているらしい。
30名超える開発者、OpenOffice.orgを離れる http://journal.mycom.co.jp/news/2010/11/02/061/
以前からOpenOfficeに依存しすぎるのも良くないかなって思っていたんだけど、こうゆうニュースを見ると少々不安になります。
カレンダー作りには今のところOpenOfficeを使っているけれど、PHPスクリプトからMySQLを使う方法も段々分かってきて、HTMLで出力したものをOpenOfficeに貼り付けるというような方法を試しているところですが、表の外枠などの書式は残らないから外枠を設定し直さないといけないなどの不便を感じたりもするのです。
やはりLaTeXが使いたいと思うのでDebianでUTF-8なLaTeXを調べると、現状ではdebパッケージにはなっていない様子。Ubuntuに乗換えようかとも思ったけど流行りのディストリビューションに乗り換えるよりはUTF-8が駄目ならEUC-JPでもISO-2022-JPでも使えるもので代替したいので、以前から気になっていたし、試してもいたけどなかなか思うようにいかないutf82texに再度挑戦。
Utf82Tex http://yasuda.homeip.net/tex/utf82tex.html
どうも、以前はOTFパッケージが入っていないのが悪かったらしい。
TeX WikiのOTFのページを参照しながらOTFパッケージを入れて、どうにかUTF-8っぽいPDFが作れるようになった。つまり、玷とか鱣とかが出力できるようになった。でも「神」の字はエラーになる。
ここのFAQを見ると、どうやら \usepackage[multi]{otf} のように[multi]をつけないといけないらしい。
http://yasuda.homeip.net/misima/misima_nfaq.html
がしかし、dvipdfmxでコケる。
** WARNING ** >> Font file name "otf-ukmr-h" was assumed but failed to locate that font.
** ERROR ** Cannot proceed without .vf or "physical" font for PDF output...
なんかフォントが駄目っぽい。
インストール方法の説明にはこんなことが書いてある。
> 設定ファイル /etc/texmf/texmf.d/50dvipdfmx.cnf を編集する必要があります。内容は1行で
> CMAPINPUTS=.;/usr/share/fonts/cmap/adobe-japan1//;/usr/share/fonts/cmap/adobe-japan2//;/usr/share/fonts/cmap/adobe-gb1//;/usr/share/fonts/cmap/gs-cjk-resource//
でもこんなファイル存在しないから無視していた。
でも気になるから /etc/texmf/texmf.d に移動して次のコマンドで調べる。
grep CMAPINPUTS *
80DVIPDFMx.cnf:CMAPINPUTS = .;/usr/share/fonts/cmap//
どうやら 80DVIPDFMx.cnf に該当の設定があるのかなと思い編集する。
でも、次から次へとエラーが続出して、ひとつひとつ、といっても無いフォントをインストールしていく作業が続いたんだけど、最後の方で ttf-arphic-uming パッケージに含まれる truetype フォントの拡張子が .ttf ではなく .ttc になっている。TeX Wiki を参考に作った cid-x-local.map 内の該当箇所を .ttf から .ttc に書き換えたらPDFが作れた。
なんだか大変だった。
でも、もしかしたらこれでMySQL => PHP => HTML & LaTeX => PDF な環境が作れそうな感じがする。途中のプログラムを用意するのが大変そうだけど。
2010年11月1日月曜日
PHPからMySQLでUTF-8な文字を受けとるとき
文字化けするので、いろいろと MySQL 側の設定とか PHP 側の設定とかをしてみても ??? な感じに化けてしまう。
それでどうやら mysql_select_db の後で mysql_set_charset("utf8"); を入れたら直った。
ということのメモ。
2010年7月24日土曜日
KINESISのキーボードを引っ張り出してきた
大学生のときに買ったKINESISのキーボードを引っ張り出してきました。買ってからもう10年近く経つのではないでしょうか。
キー割り当ての設定:
1. Progrm + F12 LEDが早く点滅
2. 先に割り当て元のキー LEDがゆっくり点滅
3. 次に割り当て先のキー LEDが早く点滅
4. 他にも変更したいキーがあれば続けて割り当てる
5. Progrm + F12 LEDが消えて設定終了
マクロの設定:
1. Progrm + Progrm Macro F11 LEDが早く点滅
2. トリガーにするキー LEDがゆっくり点滅
3. 登録したいキーストロークを押す
4. Progrm + Program Macro F11 LEDが消灯して設定終了
具体例は次のような感じ。
久しぶりだったのでキー割り当ての設定を変更するやり方を忘れてしまいました。マニュアルを眺めて見ましたが英語だからなかなか苦労します。
デュアルアクションのフットスイッチにはSpaceとCtrlを割り当てておいたのですが、これをShiftとAltに割り当てを変えてみました。
Progrm キーを押しながら Progrm Remap F12 を押してLEDが早く点滅したら最初に左のShiftを押しますとLEDがゆっくり点滅するので、次にフットスイッチの踏みやすい方を踏むと今までSpaceに割り当てられていたフットスイッチがShift-Lになり、再びLEDが早く点滅するので続けて左のAltを押してからふフットスイッチの押しにくい方のスイッチを踏んでやります。設定が終わったら Progrm を押しながら Progrm Remap F12 を押して設定終了です。
ついでに左の\(Keypad時Insert)をCtrl+Spaceに割り当てて日本語入力の切り替えができるようにもしました。
Progrm + Progrm Macro F11 を押してやります。LEDが早く点滅するので左の\を押します。LEDがゆっくり点滅するのでここでCtrl+Spaceを押します。そしたら再びProgrm + Progrm Macro F11 を押してやれば設定終了で、左の←キーの横の\キーを押すと Ctrl + Space を押したときのように日本語入力のオンオフを切り替えることができます。
長らく Windows で使っていたけど先日久しぶりに Windows マシンの電源を入れたら壊れたようなので、それに Linux マシンの使用頻度が高くなってHHKを使っていたけど、プログラミングの勉強とかしようとして段々指の負担が辛くなってきてしまい埃を被っていた KINESIS の ErgoElan を引っ張り出して埃を落として久しぶりに使って見ました。
やっぱり指の負担が少なくなってだいぶ楽になりました。なんとなく大きく感じますが普通のフルサイズのキーボードより幅が狭いので意外と省スペースだったりします。
確かに日本人の手には少々大きい感じがしますが、それでも普通のフラットなキーボードに比べたらずっと楽ですから、どうしてもう少しでも普及しないのか不思議でなりません。
2010年7月10日土曜日
喋ってくれるソフト
Linuxに喋って欲しいので以前にも設定していたけど再び。
festival とか espeak とか mbrola を入れてみました。
他にも mecab とか kakasi とかも入れました。
Debianのパッケージが見つからないと思ったら sid でした。
source.list に追加してあげる必要がありました。
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ sid main contrib non-free
とりあえず英語では喋れるようになったけど日本語で喋ってもらえたら嬉しい。
それはそうと festival を使ってみると思いっきり LISP だった。
scheme で書かれているのかな?
そういえば割り算って (/ (/ (/ 40000000 360) 60) 60) なんてしなくても
(/ 40000000 360 60 60) で良いんだね。1分は1海里だけど1秒は30メートルちょいだね。
それにしても音素のデータをどうやってひらがなに対応させるかとか、日本語をローマ字に変換してコンピュータで読み上げられるようにするのにはまだまだ苦労しそうです。
2010年7月1日木曜日
やさしいLisp入門
先週くらいに丸ノ内OAZOの丸善で購入しました。
http://www.amazon.co.jp/やさしいLisp入門-酒井-皇治/dp/4877831029
LISPの本は何冊か持っていますがなかなか身につきません。今回もまた身につかずに終わってしまうのかなとも思いますが、少しは成長できるでしょう。
前書きを読むと理解のしやすさを優先して正確さを犠牲にしているとか、とっつきやすくするために car を first で cdr を rest で代用しているとあり、car や cdr で覚えているのでちょっと残念と思いましたが、読み進めると正確さを犠牲にしている部分はそれとわかるように、defun で関数を作る章で本当はマクロなんだけど関数と違うところはほとんどないから関数として扱いますというような冗長な説明が書かれているので読んでいて安心ではあります。
日本語の扱いについては取り扱っていないなど、知りたい部分が書かれていない感もあり少々残念ではありました。
まだ全部読んでいませんが丁寧に説明されている感じがするし理解のしやすさを優先したというだけあって分かりやすい感じもします。実際に自分が理解しているかどうかは別として。
さて、実際に書いたプログラムを実行するにはどうしたらいいのかなと、LISP関連の本を読んでいるといつも思うのだけど、ファイルの1行目に次のような実行するコマンドへのパスを記述するというような説明はないので本当にこれでいいのか自信が持てない。
#!/usr/bin/clispそう思って調べてみるとこのやり方で良かったらしい。 http://clisp.cons.org/impnotes/quickstart.html
Platform Dependent: UNIX platform only. On UNIX, a text file (#P".fas" or #P".lisp") can be made executable by adding a first line of the form #!interpreter [interpreter-arguments] and using chmod to make the file executable.ということなので #!/usr/bin/clisp とか #!/usr/bin/env clisp とかを1行目に書いて chmod で実効権限を与えればOKということでした。 本書では MacOS X を前提にしているらしいので UNIX ライクなOSでの扱いはあまり詳しくないので少々残念。だけど概念的なプログラムの本質に関わるところで理解を深めることが大事なのだから細かいことにいちいち残念がっていてもしかたありません。 早くスマートで実用的なプログラムを書けるようになりたいです。
Windows の nslookup は完全修飾で検索しないといけないのね
お家のDebianで DNSサーバーとDHCPサーバーのセットアップをしたので Windows Vista なノートPCから接続して nslookup でちゃんと名前解決ができるか検証してみました。
DHCPクライアントになっている他の Debian マシンからはうまく動作しているように見えるのですが、Windows の nslookup で www.google.co.jp とか検索してみると www.google.co.jp.my.local.domain. みたいに勝手にドメイン名が追加されて困りました。
DHCPサーバーの設定を間違えたのかとも思いましたが、良く調べてみると最後に . (ドット)を入れないとダメだったのですね。
http://support.microsoft.com/kb/200525/ja
Nslookup は、常に現在のコンテキストから名前を委譲します。完全修飾名 ( ドットで終わっている名前 ) の問い合わせをしなかった場合は、その問い合わせには現在のコンテキストが追加されます。ということなので www.google.co.jp. で検索すると正しいアドレスが引けました。Linux上の nslookup や dig は融通がきくのですね。
2010年5月9日日曜日
VirtualBox に挑戦
KVM で Ubuntu がインストールできないということで VirtualBox に挑戦。
KVM と共存させたいので共存できるか調べてみると下記で VirtualBox は KVM と共存できるという情報が書いてあった。
http://fedora.forums-free.com/topic-t154.html
インストール方法は下記を参照。
http://www.virtualbox.org/wiki/Linux_Downloads
とりあえずインストールは問題なく進んでいます。
仮想マシンを起動するときにVT-x/AMD-Vが使えないBIOSで有効にできるかもしれないとか64bitCPUでないだとかエラーのようなものが出たのが気になりました。AMD64のCPUでAMD-Vは有効になっているんだけど、なんでかな。
気になるのでもう一度、今度は別の仮想マシンを作成してみました。どうやら最初に仮想マシンのイメージを作成する時にゲストOSの種類で Ubuntu の 64bit を選択していたのが悪かったみたいで、32bit を選択したら警告が出なくなったように思います。もしかしたら関係ないかもしれませんが、まだよくわかりません。
使い勝手は VMware のような感じでいいですね。Windows版もあるのでWindowsでLinuxを検証したい時にも使えそうです。
2010年5月8日土曜日
KVM で guest の ubuntu が Oops
Debian lenny な環境で KVM を使っていて、ゲストOSに ubuntu を入れようと
kvm -m 1gb -hda vm01.img -cdrom ../ISOs/ubuntu-10.04-desktop-i386.iso -boot d
とかやって起動するとOopsとか言われて止まってしまいます。
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/qemu-kvm/+bug/531823
どうやらBugのようで当面はどうにもならなそうな雰囲気なので諦めてKVM以外の方法も考えようかと思ったり、そもそも Ubuntu 使わなくてもいいや的な気分でもあり、Ubuntu バージョン 10 リリースされたんだ楽しいなぁとか思ったりしても Debian が使えているからまぁとりあえずはいいかと思ってみたり、ちょっと疲れています。
2010年5月5日水曜日
wordpress で ブラウザの Redirect Loop にはまる
Wordpress の 3.0 beta や WordpressMU の動作を検証していたらインストール直後のWordpressMU に Admin でログインしようとしたら Firefox というか Iceweasel が Redirect Loop のエラーを出してログインできなくなった。困ったので Google で調べてみると次の記事を発見。
http://www.clickonf5.org/wordpress/wordpress-redirect-problem-wp-login-edit-php/5712
ブラウザの cookies を clear せよと。ブラウザの Tools の Clear Private Data で Cookies を消して再度ログインを試みると今度はうまくいった。よかったよかった。
2010年4月20日火曜日
libflashplayer
以前も amd64 な Debian lenny で Flash Player をインストールしようと悪戦苦闘したけれどKVMを使えばいいやと思いそれっきりだった。それでKVMでUbuntu9.10をインストールしようとしたらなんかカーネルパニックらしき状況でインストールが進まない。9.04とかなら大丈夫かと思ったけどISOのダウンロードをやり直すのが面倒だから再度調査。
libflashplayer-nonfree というものを見つけた。DebianのBackportというものらしい。
しかし、Debian/GNU Linux なシステムで nonfree なパッケージを使う事自体がなんだかポリシー的にそぐわない気がする。もう少し考えた方がいいかも。
方法はこれを読んで、
http://backports.org/dokuwiki/doku.php?id=instructions
/etc/apt/source.list
に
deb http://www.backports.org/debian lenny-backports main contrib non-free
を追加して
sudo aptitude update
これだとGPGのエラーが出るから
sudo aptitude install debian-backports-keyring
sudo aptitude update
で
sudo aptitude install flashplugin-nonfree
とやってインストール。
これで大丈夫かな?
これだけじゃだめみたいだから
dpkg -L flashplugin-nonfree
でファイルリストを見ると .so で終わるファイルがない。
でも
/usr/sbin/update-flashplugin-nonfree
というコマンドがあるから試しに実行してみる。
sudo /usr/sbin/update-flashplugin-nonfree --verbose --install
なんか色々メッセージが出るけど
リンクは現在 /usr/lib/flashplugin-nonfree/libflashplayer.so を指しています
とあったので再度 iceweasel を起動し直す。
Tools の Add-ons とか見ても変わりがないので今度は
cd /usr/lib/iceweasel/plugins
sudo ln -s /etc/alternatives/flash-mozilla.so .
これでもう一回 iceweasel を起動し直す。
YouTubeの動画が再生できるようになった。
めでたしめでたし。終わり。
2010年3月21日日曜日
OpenOffice 3.2 リリースされましたね。
今年の1月頃にOpenOfficeの3.2がリリース間近と予告されていたのでそろそろ出ているかなと思って見てみたら先月リリースされていましたね。
3.1までのcalcは改行を含む文字列の結合をしようとしても改行が反映されなくて一行にまとめられてしまうかなり不都合なところがあったのだけど、3.2で修正されるという情報があったので試してみると確かに修正されていました。
A1セルに"aaa"、A2セルに"bbb"、A3セルに"
"←改行、A4セルに"=A1&A3&A2"とした時に、旧バージョンだと"aaa bbb"となってしまうのだけど、3.2では正しく次のように改行が行われるようになった。
"aaa
bbb"
これが結構重要なところで、セルの幅が狭いときに改行して欲しいところで改行して欲しかったのに改行が消えてしまうから後で手作業で直さなくてはならなくて非常に困っていたのだけど、今後はだいぶ楽になりそうです。
2010年2月17日水曜日
「ちゃんとしないといけないなぁ」と思い起こされた
ネットを徘徊していたら
PULL IT (ボーイングの行方)
というページを見つけた。
恐れ入った。
といっても手間がかかるからちゃんと調べていない。
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