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2009年9月2日水曜日

Ubuntu の USB Flash Drive へのインストール

NEC の Express5800/110Ge の増設用にメモリモジュールを買おうかどうしようか悩みながら秋葉原をさまよっているときに、TSUKUMOでBUFFALO のUSBメモリー8GBが1000円未満で売っていました。 以前から USBメモリへの Linuxインストールを試してみたいと思っていたのですが、以前はUSBメモリから起動できるマシンが WindowsなノートPCだけしかなかったので、失敗したときにデータが消えたりすると嫌だし、作業しながらWebを参照できるマシンがないと困るので試せずにいました。今は検証用にExpress5800/110Ge が使えるようになったので、ようやく試せると思い購入。 あまりスピードは速くなさそうですがお試しで使う分には困らないでしょう。8GB は今どきのHDDにしては少ないけどLiveDVDとかに比べたら十分な容量とDVD-Rなどと違いファイルの保存などもできる便利さとコンパクトさが魅力です。 書き込み速度を ddコマンドで測ってみると10MB/sくらいでした。50MB/s程度は出るHDDと比べるとやっぱり遅いです。インストールにも時間がかかります。 最初はとりあえず普通にUbuntuの9.04のCDからインストールを試みました。すんなりとインストールできたような感じでしたが、起動できませんでしたしHDDにインストール済だったUbuntuも起動しなくなってしまいました。 やはりちゃんと資料を見て作業しようと思い「UbuntuをUSBストレージ(USBメモリ・ハードディスクなど)にインストールするには」を参考にすると、ブートローダをインストールする作業をスキップしていたのが原因でした。ブートローダをインストールするように手順を変えるとちゃんとUSBメモリから起動できましたので、今度はUbuntuインストール済のUSBメモリをノートPCに挿して起動できるか試してみると、すんなりと起動できてしまいました。ドライバも自動認識で手を加える必要もなく普通に使えました。これなら外出先の適当なPCにUSBメモリを挿してBIOS設定して起動すれば自分の環境を持ち歩けるって感じですね。 BIOSの設定は事前に変更する必要がありましたが、Ubuntu恐るべしといった感じです。Firefoxとかも普通に使えるし、すぐに日本語入力も使えたし、Webとメールが使えればいいのならWindowsと同じ程度の感覚で普通に使えてしまいMicrosoftがUbuntuをデスクトップ分野での競合OSとして認識するのも無理のない話です。本当に簡単に使えてしまったので備忘録も不要なくらい。でも時計が狂ってしまったからシステムクロックあたりの設定は調べた方が良さそうです。 手軽に持ち歩けるだけに紛失したりする心配も出てきます。ROMではないので暗号化ファイルシステムのような仕組みは必要だと感じました。

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