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2008年8月17日日曜日

天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール

天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール(ヘンリー幸田)」を読んだ。エジソンの母ナンシーがいかに我が子を愛していたかを知る事ができました。エジソンの伝記は子供の時に少々読んだから知っているけれど、大人になってから改めて読むと学ぶ事がたくさんあります。「天才とは1%の閃きと99%の汗である」という話の解説で99%の努力が大事なのではなくて1%の閃きがなければどんなに汗をかいても無駄という話は面白かった。確かになんでも努力すれば良いというものではないから努力さえしていれば良いという考え方は間違っているとエジソン自身が語っていたらしい。 それにしても、少年の時から商売をしていたというのは凄い。今の自分と同じ年齢の時には相当な博学で何度も起業していて更に相当な発明を既に行っていて、しかも全米でNo1レベルの電信技士だったのか・・・。それに比べてこの僕は・・・。落ち込んでいる場合では無いと思いました。 諦めない頑固さが長所だとして、頑固さゆえに時代の変化に乗り遅れてしまうことが欠点だとすると、どうすれば良いのかという葛藤についても欠点を直すために頑固さを取り除いたら長所まで無くなってただの人になってしまう、長所を伸ばすべきだという考え方は「誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則2」でも書かれていたことで、「あぁそうだ自分は欠点や問題点ばかり気にして良い所まで犠牲にしてしまっているではないか・・・」と反省。 電球の発明に始まって、発電所・絶縁体としてのゴム・強化セメント・ベニヤ板・・・ハイウェイとビジネスのスケールがどんどん大きくなっていくところが面白い。系列会社ではセメント会社が一番儲かっていたという話は意外で面白かった。 学歴が無いことが返って先入観に囚われずにひたすら実験する事ができたから成功につながった事、耳が良く聞こえないから返って音を聞きたいという情熱が生まれ、それによって蓄音機を発明する事ができた。このような話を改めて読んでみると「あぁ、自分は大した学歴ではないし大した経歴もないことで落ち込んでいるな」と気がついてまた反省。 反省に基づいて今後、自分はどんな行動を取るべきだろうか、勇気のいることばかりのような気がする。

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